保育士が悩む親のトンデモ言動5連発

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子どものいたずらやわがままにも、うまく対応できるのがプロの保育士である保育園・幼稚園の先生。しかし、そんなプロ達でも“ある種の保護者の言動”には「イヤだな」「困ったな」と手を焼いているようです。今回は、そんな保護者のNG言動を幼児教育ジャーナリスト・津久井幹久氏の著書『幼稚園・保育園 親が知らない本当のところ』を参考にお届けします。

1:先生を言い負かす

子育て熱心なお母さんなら、ネットや雑誌、書籍などで、さまざまな育児情報を仕入れていることでしょう。

また、2人以上お子さんがいるお母さんなどは、新米で未婚の先生に対し「私のほうが育児のベテランよ!」などと思ってしまうかもしれません。

しかし、もし先生と意見が食い違うようなことがあっても、“先生を言い負かすようなマネ”は差し控えるのが得策です。

<自分の意見を通すために先生たちを理づめで追いつめるのはやめたほうがいいと思います。結局のところ、保育や子育ては理屈じゃない部分があるので、議論に勝ってもそれほど成果が得られません。それよりも先生たちに「あの家は面倒だ」と思われるデメリットのほうが大きいと思います。>

もちろん、盲目的に園や先生の方針に従え、というわけではありません。不安なことや気になる点があれば、きちんと自分の意向を伝えるほうがいいでしょう。

ただ、その場合に「自分が正しい、あなたはまちがっている」という対立姿勢では、まとまるものもまとまりません。

子どもの成長を願うのは、親も先生も同じのはず。先生を言い負かすことを目的とするのではなく、子どものためにも先生と協力する姿勢で話し合いましょう。

2:連絡事項をすぐに忘れてしまう

先生が保護者に向けて書く“連絡帳”にきちんと目を通して、内容をしっかり把握していますか?

連絡帳には園での子どもの様子のほか、イベントのお知らせや期日までに準備してほしいものなどが書かれていますが、そうした連絡事項をいつも忘れてしまう保護者がいるようです。

<園のほうでも保護者に連絡事項を覚えていてもらえるように、いろいろと工夫をしています。

(中略)連絡帳に記載するタイミングも考えられています。早過ぎると保護者に忘れられてしまうし、遅過ぎると今度は「いきなり言われてもムリ」となってしまう。どの連絡事項をどのタイミングで伝えるのがベストか。先生たちは常に計算しています。>

そのように、先生たちがいろいろ工夫をしているにもかかわらず、保護者が「忘れていた」「知らなかった」の連続では、先生たちに“ダメ親”認定されかねませんよね。

何よりも、親がうっかりしていると、子どもたちにとってはとんだ災難です。親のせいで、自分だけ必要な準備物がなかったり、楽しみにしていたイベントに参加できなかったりするのですから……。

仕事で毎日忙しいお母さんもいるでしょうが、ぜひ連絡帳にはしっかり目を通して、内容を忘れないようにしましょう。

3:持ち物に名前を書かない

“持ち物や洋服に名前を書いてください”とさんざんお知らせしているにもかかわらず、従わないお母さんが増えているといいます。

「うっかり忘れていた」とか「たくさんあって大変」という理由ならまだわかりますが、最近では“リサイクルで売れなくなる”とか“ブランド服だから”なんて理由もあるのだとか……!

しかし、洋服や持ち物の紛失・取り違えで困るのは子どもです。「うちの子はしっかりしているから大丈夫!」というつもりでも、周りのお子さんのせいで持ち物がまぎれてしまうおそれもあります。

自分のものと他人のものをはっきり区別できるように、園で使うものには必ず名前を書きましょう。

4:子どもの話をうのみにする

ある日、子どもが「先生にいじめられた!」と訴えてきたら、あなたはどう反応しますか? 「うちの子をいじめるなんて!」と血相を変えて園に怒鳴り込むでしょうか?

<親が子どもの話を信用してあげることは、とても大切なことです。

しかし、何でもかんでも100パーセント、子どもの伝える言葉どおりに話を受け取ってしまう保護者というのも、先生たちにとっては厄介な相手です。

(中略)子どもは、自分の心に素直です。

自分に都合が悪かったり、自分の思いどおりにならなそうなときは、割とカンタンにウソをつくこともあります。>

実際に、先生はその子の食事マナーが悪かったのを注意しただけなのに、親が子どもの話を真に受けて園に怒鳴り込んだ、というケースがあるそうです。

また、ウソのつもりはなくても、子どもはボキャブラリーが不十分なため、出来事を正確に伝えられないこともあります。

もちろん、「ウソつかないの!」と子どもを責めるべきではありませんが、子どもの話をうのみにするのも危険です。

しっかり子どもの話には耳を傾けつつ、それだけで事情を判断するのではなく、先生にも何があったのか冷静に尋ねてみましょう。

5:異性として意識してくる

これはお母さんよりもお父さん向けのアドバイスなのですが……先生にセクハラまがいのことをして、困らせる保護者もいるそうです。

たとえば、ある先生の証言。

<「おっぱいばかり見ているお父さんとか、よくいます。スキあらば覗き込む感じで。あとは、子どもを抱いたまま私のところに来て、渡すときに体を密着させてくるとか」>

ほかにも、先生に向かって「カワイイね」「彼氏いるの?」など声をかけるお父さんもいるのだとか……。

これって先生にとっては、非常に頭の痛い問題ですよね。まさかお母さんに面と向かって「おたくの旦那さんがセクハラしてくるのですが……」なんて言えるわけもなく……。

男性のなかには、悪気はなくてもつい女性のお尻や胸に視線がいってしまうという人もいるようです。もし、夫に当てはまりそうであれば、「そういうのを園でやったらバレバレだよ」と教えてあげましょう。

引用元:WooRis

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