異常すぎる日本のバレンタインデー「平均予算約5000円」 そこには驚くべき実態があった!

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2月14日。バレンタインデーである。

そもそも西暦269年にローマ皇帝から迫害を受け、殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日であり、世界各地で「男女の愛の誓いの日」とされている。

日本では「女性が意中の男性にチョコレートと共に愛を伝える日」として広まっているが、欧米では特に女性から贈るというような決まりはなく、男性からもプレゼントが贈られるのが一般的。そして贈る物もチョコレートに限定されているということは一切なく、花やカードが贈られることも多いそうだ。

日本独自の「チョコレートを贈る」という習慣については製菓会社や百貨店のキャンペーンによって広まったなど諸説あるが、1970年代後半から急速に現在の日本流のバレンタインデーが定着したとされている。

さて、そんなバレンタインデーの実態、そして人々の意識はどのようなものなのか。インターネット調査会社大手マクロミルが全国の20歳~49歳の社会人(男女500名ずつ計1000名)を対象に実施したアンケート調査「働く男女の~バレンタイン実態調査2015」(調査実施日:1月13日)の結果からみてみよう。

●チョコ購入予算は増加

同調査によると、女性の81%がチョコ購入予定であり、チョコ購入予定者の平均予算は4986円。2年前に行った13年の調査から831円アップしている。

現在は女性から男性に贈るだけではなく、家族(性別問わず)へ贈る「ファミチョコ」、女友達へ贈る「友チョコ」、そしてついには自分へのご褒美として自分のために買う「自分チョコ」なる需要もあり、単純に贈る対象者の多様化により予算が増えたと考えられる。世界で一般的となっている「男女の愛の誓いの日」という観念を超越し、日本のバレンタインデーはさらにガラパゴス化が進んでいるようだ。

当編集部でも独自に一般女性の声を集めたところ、「好きな男は特にいないので(笑)、5人ぐらい女友達にあげようと思います」(28歳・女性・独身)、「バレンタインの限定チョコって、どれも美味しそうなんです。味のわからない男にあげるぐらいなら、自分でしっかり味わいたいから自分用を買います」(33歳・女性・既婚)というように、むしろ男性抜きでも成立してしまうイベントになりつつあるのかもしれない。

実際、同アンケートでチョコをあげる対象者別の予定予算も数値化しているが、最も高額となった1位は「仕事関連の義理チョコ」で2499円、そして続く2位は「自分へのご褒美チョコ」の2303円となっており、意中の男性に贈る「本命チョコ」の2074円を上回るかたちとなっている。…

●もはや「好きな人に愛を伝える日」ではない?

また、同アンケートには「あなたにとってバレンタインとはどんな日?」という質問項目もあるが、「好きな人に愛を伝える日」という回答は、女性はわずか30.4%、男性29.8%。それに対し、「日頃の感謝の気持ちを伝える日」は女性55.4%、男性31.2%という結果に。

女性の1位となり半数以上の票を獲得したのが、「好きな人に愛を伝える日」ではなく「日頃の感謝の気持ちを伝える日」となっていることに、時代の変化を感じざるを得ない。ちなみに男性1位は「普段と変わらない日」の34.2%(女性は26.2%)。注目すべきは、男女とも「好きな人に愛を伝える日」は1位ではなく、3割程度の票しか獲得していないことであろう。

この結果を踏まえ、当編集部で一般男性の声を集めたところ、

「僕らのようにモテない男は『普段と変わらない日』と思い込むしかない」(30歳・男性・独身)
「『友チョコ』の意味もまったくわからないですが、『自分チョコ』って……。別にバレンタインじゃなくてもいいでしょ」(36歳・男性・既婚)
「日本の全女子、菓子メーカーの手のひらの上で踊らされすぎだね」(28歳・男性・既婚)

などの意見が印象的だった。

浮き彫りになってきたのは、バレンタインデーに向けて多くの女性が心躍らせているのに対し、多くの男性にとって自身とは無関係のイベントになりつつあり、無関心になってきているということだろうか。

いずれにせよ、日本のバレンタインデーは世界的に見て、より特異なものになりつつあるといえるだろう。
(文=昌谷大介/A4studio)

引用元:exiteニュース

 

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